いつの間にかバリアフリーの考えが変わっていた話
25年前に介護保険に
関わる法律が出来ました。
そのなかに畳を板間に変更することに
補助金を出して支援しておりました。
おかげさまで日本中から
沢山の畳の部屋が消えました。
その理由がバリアフリー化です。
段差をなくす、車椅子で移動ができるために
フラットに頑丈な板間に和室が変わっていきました。
その結果
寝たきりの方が増えました。
ん~。 そうなのか
なぜなら
固い床の生活は転倒した場合の
骨折率が畳部屋よりも凄くあがってしまっていたのです。
そりゃあ板間はと、カーペットを敷いて
そこに躓き転倒骨折が増加
でご存知のように日本中
骨折⇒入院⇒動けない⇒運動機能の衰え⇒治りにくい⇒そのまま寝たきり
という悲しい連鎖になってしまいました。
国もこれではいけないと
原因の骨折にならない
また転倒しないという
予防策に舵を切ったわけです。
でも畳は車椅子が、段差が
心配ご無用
衝撃緩和型畳という
転倒衝撃に強くそして車椅子でも移動できる
矛盾を解消した畳があるのですよ
この他に断熱性能ありヒートショックになりにくい
防音性あります。ドタドタしないよ
い草は勿論香りで和ませる、アロマテラピー効果あります。
よって結論
現在のバリアフリー化は板間を畳なんです。
今、介護保険(要介護者、要支援者)への方は
この畳に変更すると補助の対象です。
(補助はケアマネージャーの承諾書と市町村の許可が必要)
畳組合では研修会を開きこの畳や介護保険、
転倒の原因などの勉強会を実施しました。
また宮崎県にも全日本JIS畳床工業協同組合の岡部会長、
JIS畳床審議員中尾事務局長と当組合理事長丸山で話を通しております。
ご興味のある方は最寄りの市町村の介護福祉課、
各地区の包括介護センター
宮崎市は介護保険課にお問い合わせください。
今までの考えが大きく変更になり、
まだまだ各市町村まで情報が届いていないのが現状です。
社会保険料をこれ以上増大させない為にも
皆さんに教えて広めてください。