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be careful

悪徳業者に
ご注意ください

表替え、新畳など畳替えの頼み方や畳のお手入れ方法などわかりにくものです。それだけに適正な値段や品質の判断も付きにくいです。チラシやネットでの安価な畳やリフォーム業者に提案をされると、それが標準的な値段であるのか分からず業者の言われるままに契約をし、結局粗悪品を売りつけられることにもなりかねません。そのようなことにならないために、実際の被害事例を参考にいくつかポイントを押さえておきましょう。

被害事例

  • ケース1:激安チラシにつられ、その業者に頼んだところ市場価格よりもはるかに高額で畳替えをしてしまった。後でそのことに気づき苦情を入れるも、受け入れてもらえなかった。
  • ケース2:市営住宅の退去の畳替えを頼んだが、畳の隙間や段差も治せず市役所の住宅課の検査に合格しなかった。結局他の畳店に再度依頼し直してもらった。
  • ケース3:見積り無料のチラシを見て、見積りのみを依頼したが家に上がりこみ畳にマジックで印を付けられ、畳替えをせざるを得ない状況にされた。
  • ケース4:見積り依頼をして、今日引き取りさせてもらえれば安くしますと言われ、お願いすると1週間畳が無い状態になってしまった。
  • ケース5:畳縁が取れたので見てみると糸で縫って無くホッチキスの大きい針で留めてあった。足に刺さると危ない状態だった。

業者選びのポイント

  • 畳業者の店舗は地域に存在していますか?確認できますか?トラックが県外ナンバーではありませんか?
  • 今すぐに契約すると安くします!先着何名などとと契約を急がせていませんか?
  • 財団法人 日本規格協会と全日本畳事業組合主催の品質管理責任者ですか?
  • 万が一の損害に対する保険に加入している畳店ですか?

畳の品質保証を確認するポイント

  • 畳表、畳縁などのサンプルの説明がきちんとされていますか?
  • 価格の説明は明確ですか?
  • 国産、中国産の違いなど説明されていますか?

品質管理責任者制度

宮崎県畳工業組合の組合員は、財団法人 日本規格協会と全日本畳事業組合主催の品質管理責任者資格の取得を推進しています。
5年ごとに資格者としての知識の確認、更新を行い、資格試験をクリアし、品質管理責任者として安全・安心な畳をお届けしています。

畳の品質保証制度

品質管理事業は全日本畳事業協同組合の基本事業です。出来上がった畳が安心安全なものである証明書として、品質表示をすることにしています。
品質管理の徹底をはかり、責任表示することで、お客様の信頼を得、適正な価格を頂いているのと同時に、粗悪品との違いを明確にするためでもあります。
宮崎県畳工業組合では、独自に作成した品質証紙を畳床の裏や畳の横に貼付するように会員に呼びかけています。

令和5年度宮崎県技能士証紙

こんな不良施工をする業者もいます!

 

畳床が断熱材のみで作っている畳床が断熱材のみで作っている(耐久性、弾力性などがない)

畳縁が何重にも付いている

畳縁が何重にも付いている(隙間の原因)

畳ゴザをタッカー針で留めている

畳ゴザをタッカー針で留めている(危険)

消費者も畳の構造を理解しましょう!

悪徳業者はお客様が畳の事を理解していないことをいいことに、粗悪品を高額で売り付けてきます。
契約前に、きちんと確認すべきポイントを押さえておくとことはとても大切なことです。そのためには、畳の構造の理解を深めておくことも大切なポイントです。
畳を知ることで適切な時期に畳の表替えなどのメンテナンスを行うことができ、費用も抑えることができます。