技能士は何故必要なのか?
畳は天然のい草の産地、生産者、重量、品質
樹脂やポリプロピレンの化学表などの様々な材料によって
畳表の価値はかわります。
また、縁の種類も豊富でデザインや材質によって価格は変わっていきます。
その要素に含まれないのが作りての技術力です。
畳では技能になります。
同じ材料でも作りての技術や経験、知識によって
出来不出来は勿論かわります。
しかし一般消費者にはこの違いは見ただけではわかりません
そこを解消するためとして国は技能士制度を設けております。
厚生労働省の国家検定試験に合格することで
一級技能士や二級技能士の称号が名乗れます。
ここが畳店を選ぶ際に押さえておくと大事なポイントです。
宮崎県は今年度より公共建設工事における
工事特記仕様書の改正をおこない、
技能士の登用を義務付けしています。
技能士資格を取得するまでにはある程度の就労期間を要しますので、
若い方や新たに事業を始めた方はすぐには取得できませんが
宮崎県畳工業組合はそのような方の技能士資格の取得を
長年にわたり支援しております。
技能士を取得したい方は宮崎県畳工業組合や
宮崎県職業能力開発協会までお尋ねください。