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Choice

良い畳の選び方

お部屋の用途・目的に応じた畳選びのコツ

どの部屋に、どのような畳を選べばいいのか、最適の物を求めて畳店のアドバイスを参考にぴったりの畳を見つけてください。
お部屋の用途としては、伝統的な書院の座敷や茶室をはじめ、居間・寝室・茶の間・書斎などのほか、和風リビングといわれるタタミフロアなどがありますが、使用頻度といった面からも考えていきたいものです。
居間・茶の間などは普段から使用頻度の高い部屋ですから丈夫で経済的なものを選ぶのがコツです。
書院の座敷や茶室など主として客間に使われる部屋には品位と品格を重視した各部材料の使用をお奨め致します。
畳はすべてオーダーメイドですが、それぞれグレードが豊富で、選択メニューはさまざまにご用意できます。
ご予算との関係もありますが、お部屋に最適のものを選択したいものです。

また、お手入れ次第ではグレードの高い製品ほど長持ちします。特に、こども部屋のように使用頻度の高いお部屋については、材質面でもご相談ください。また、畳表の色が変わりにくいものなど、特別な目的のための材料もご用意できます。
健康を考慮した細やかな心くばりとしては、VOC(常温で揮発しやすい有機化合物ホルムアルデヒド・トリクロロエチレン・テトラクロロエチレン・トルエン・その他)などの化学物質に対応した製品を!
バリアフリー対応のフラット設計に応えた畳製品の採用など、快適性・居住性に配慮した上質な住まいを演出するための畳製品も豊富にあります。
和室は多目的性の高い居住空間です。健康保持にもすぐれたグレードの高い畳を使っていきたいものです。

材料選びのコツ

床(とこ)選び

畳床には、昔からの伝統的な稲わら床に対して、新しい住まいに適した多種類の建材床があり、お部屋の用途に応じて一般的に普及しています。選択メニューは豊富です。ボードを主体にした製品のほか、付加価値を高めた高機能製品が多種類あり畳店のアドバイスをもとにお部屋にぴったりの製品をお選び下さい。

表(おもて)選び

畳表には品格・品位に合わせて、製品グレードを示した産地毎の等級があります。産地としては、熊本・広島・福岡・佐賀・高知などがあり、これに対して、輸入品としての中国産などがあります。種類は豊富で、選択メニューには恵まれていますが、色調などを見て選びます。この場合等級・グレードを選ぶには、畳店の在庫サンプルを見比べて畳店のアドバイスをもとにお部屋の用途目的に合わせて選んでいきます。

縁(へり)選び

畳緑には、伝統的な色柄デザインのものから、新感覚の色柄デザインの製品まで多種類あります。やはりお住まいの品格、お部屋の用途・目的に合わせて、豊富な製品メニューのなかから最適の物を選ぶことができます。畳店に用意してある畳縁の見本帳で色調・柄などをイメージとともに実際畳の上に置いて見比べて下さい。